レポートの作成方法【SketchUp2016】

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SketchUp2016からレポートの作成機能が新しくなりました。エクスポートする属性を選択して、レポート内の列の順序の割り当て、形式を指定することができます。

書式を設定したレポートをテンプレートとして保存することが可能です。

 

レポートの生成方法

1.SketchUpにて任意のファイルを開きます。

 

2.ファイル>レポートを生成 を選択します。

 

3.「新しいレポートを作成」をクリックします。

 

 

report_00_a

 

4.各設定が表示されます。

 

report-01_01_a

 

5.選択内容のいずれかにチェックを入れます。

「フィルターを選択」にて、「モデル全体」、もしくは「現在の選択範囲」を選択して

下さい。

 

6.コンポーネントのネスティングレベルにて「すべて」か、レベルを数値で指定します。

ネスティングとはコンポーネントが入れ子状になっている場合の階層構造のことです。

複数のレベルを指定するには、数値を入力します。範囲を指定するには、「2-10」のように入力します。個別の階層を指定する場合は、「2,4」のようにコンマで区切って入力します。

 

7.「列の書式設定」にて、出力する属性を選択します。

項目から属性を選択し、>ボタンをクリックすると右側に出力される属性が表示されます。

属性をすべて選択するには、「すべて選択」をクリックします。任意の属性を複数選択するには、ShiftキーやCtrlキーを組み合わせて選択します。

また、ドラッグ・アンド・ドロップで属性を移動できます。このとき、ドラッグした順番で並びます。

 

属性を右側に移動した後に並べ替えをしたい場合は、属性を選択して、右側の上下の矢印をクリックします。

 

8.単位、精度を選択します。

 

9.設定が完了したら「続行」をクリックします。

 

10.レポートのプレビューが表示されるので内容を確認します。

 

report-02_02_a

 

11.「ダウンロード」をクリックすると「レポートを保存」ダイアログが表示されるので、名前をつけて保存します。

 

report-04_a

 

ファイル形式はcsvとなります。

下記メッセージが表示されますので「はい」をクリックすると保存されたcsvが開きます。

 

report-05

 

report-05_02_a

 

SketchUpモデルのレイヤ名等に日本語を含む2バイト文字を適用している場合、レポートを生成にてcsv形式のファイルをエクスポートしてExcelで開くと、文字化けが発生する

場合があります。

回避方法は以下のサポート記事をご覧下さい。

 

http://www.su-support.com/support/archives/2467

 

 

テンプレートについて

 

 

レポートのプレビューが表示された際に、「変更を保存」をクリックするとレポートのテンプレートとして保存されます。

 

 

report-02_02_a

 

10.下記のような表示になります。テンプレート名や作成者、説明を入力できます。

 

report-03_a

 

12.テンプレートはファイルごとに設定する必要があります。

各ボタンにて設定を変更します。

 

バケツ・・・選択したテンプレートを削除します。

report-06

 

モデルに保存・・・作成したテンプレートをモデルには保存します。

report-07

 

複製・・・テンプレートを複製します。

 

report-08

 

 

編集・・・選択したテンプレートの編集を行うことができます。

 

report-09

 

実行・・・選択したテンプレートのレポートの生成を実行します。

 

report-10