形状をドローイングする際に、端点と端点をうまく結ぶことができないなどの問題がおきる場合があります。
この問題を解決するために、SketchUpは移動や描画を正確に行う為の推定のラインを表示します。
また、推定のラインはロックできるので描画や移動の方向を固定することができます。
推定のラインの表示方法
推定のラインは軸の色（青、赤、緑）またはピンク色で表示されます。
推定のラインをロックして描画方向を固定するには、推定ラインを表示した状態で
Shiftキーを押したままにします。（推定ラインが固定されると太い実線で表示されます。）
例として長方形を作成します。
1. 例として赤い軸に平行なエッジとそれに直角に接するエッジを2本描画します。
2. 一つの端点から赤い軸方向に描画を初めます。
3. 最初に作成した最初の線のスタート点の上に、線ツールを動かし、斜めにこの端点にスナップします。
※クリックはしません、またクリック--ドラッグ--移動 のマウス操作でドローイングされている場合には上記の方法は使えません。
※ドローイングの一部はクリック--移動--クリック で行う方が理想です。
4. そのまま直角方向に移動させるとスタート点の長さの推定ラインが破線で表示されます。
5. 最初に描画したエッジと平行になるまで描画します。
以下のように赤の線がX軸上に平行な線になります。
6. 端点の長さが同じ並行した線を作成できます。